音楽において、欠かせない存在とも言えるのが楽器です。しかし、楽器の詳しい名称や歴史などを把握している方は、意外と少ないのではないでしょうか。武蔵野音楽大学では、このような楽器について学べる楽器博物館を運営しています。楽器博物館は入間キャンパスの中に設置してあります。創立当時から音楽の研究のために、さまざまな楽器や資料の収集を行っており、昭和40年代に楽器博物館がオープンしました。

楽器博物館の中には、音楽にまつわるあらゆる品々が展示されてあります。そのコレクション数は5,000を超え、館内に展示されている品々は、すべて歴史的・文化的価値が高いものばかりです。博物館は3階建てで、それぞれの階ごとに展示物が異なります。大まかに分けられていますので、1階ずつじっくり見て回るのが良いでしょう。

主な展示物ですが、鍵盤楽器や弦楽器、邦楽器で、中にはヨーロッパや民族の楽器などもあります。また、蓄音機や楽器の製作に使用する工具類など、他ではあまり見られないものも展示されています。邦楽器の研究家だった、故水野佐平が収集した水野コレクションもあります。同コレクションは、特に希少性の高い邦楽器が中心で、世界でも極わずかしかない逸品も博物館に存在します。

また、多摩市にあるパルナソス多摩には、楽器専門の展示室もあります。武蔵野音楽大学が集めた一部のコレクションを常設しています。半年に1回のペースで企画展も開催されており、毎期異なるテーマの楽器が公開されます。
このため、年に2回ほど覗いてみるのも良いでしょう。

武蔵野音楽大学の入間キャンパス内にある楽器博物館、パルナソス多摩にある楽器展示室は、いずれも入場無料です。一般の方でも入館できますので、興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。ただし、それぞれ公開日が決まっており、休館日や公開時間も異なります。出向く際は、必ず開館日・時間を確認しておくようにしましょう。